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ローカル線の旅 「ひたちなか海浜鉄道」#2 ~那珂湊ぶらり街並めぐり その2~
 歴史ある反射炉を後にして那珂川沿いの道を歩いて行くと、河岸にたくさんの小型ボートが係留されていた。広い河岸と多くの釣り人が目についたが、昔はこの辺りに港があったというのでその名残りなのだろう。今では漁業は衰退してしまって、水産業はおさかな市場などの観光市場や水産加工業にシフトされている。僕の住んでいる足利市も歴史ある街であるが過去に栄えた織物業は衰退し同じような道をたどっている。今の日本の地方はどこも似たような状況に置かれ寂しいばかりである。
菓子処 稲葉屋
(菓子処 稲葉屋)

 その川沿いの道に風情のある一軒のお菓子屋さんがあった。このお店の名物は「反射炉のてっぽう玉」と言い、それを模した黒くて丸い飴玉である。さきほど見て来たばかりの反射炉は、きっとこの街自慢のシンボルなのであろう。
 ボランティアガイドさんの計らいで、参加者全員でその飴玉を頬張った。街並めぐりも中間地点にさしかかっていささか歩き疲れぎみの体には何よりの良薬であり、後半に向けて再び元気を取り戻して旅を再開したのであった。

華蔵院の猫の像と梵鐘
(華蔵院の猫の像と梵鐘)

 川沿いの道を左に逸れて行くと左手に、とても大きな敷地の中にある立派なお寺が見えて来た。「華蔵院」と呼ばれ県文化財(工芸品)の梵鐘が置かれている。そしてこの梵鐘にはいわれがある。大砲を鋳造するための原料としてこの地に運ばれてきたのだが、とても古い時代(南北朝時代の1339年)に製作されたものであり、このまま潰されるのは忍びないとのことでこのお寺が所有する事になったのだという。
 また、この寺には「華蔵院の化け猫の話」という昔話があり、ボランティアガイドさんに聞かせてもらった。その話を裏付けるかのように、お寺の屋根のあちこちに猫の像が見られた。

湊公園から見る那珂川と鹿島灘
(湊公園から見る那珂川と鹿島灘)

 華蔵院の境内を通り抜けて木立に囲まれた坂道を上って行くと湊公園にたどり着いた。結構広々とした公園であり、教科書に出てくる与謝野晶子の文学碑があったり、かの有名な水戸の光圀公が須磨明石(兵庫県明石市)から取り寄せ植えつけたという「湊御殿の松」など見所もある。また写真のように高台から臨む景色は開放的でとても美しかった。快晴に恵まれて海からの穏やかな風のなかでのんびりとこの景色を見ていると、ここまで歩いてきてよかったなと思った。


自生するイワレンゲ
(自生するイワレンゲ)

 湊公園の一角にイワレンゲの群落がみられる。イワレンゲとはその名のとおり岩の上に生え、葉の形が蓮華(ハス)の葉に似ていることから名付けられた。そして自生地の北限がこの茨城県であるという貴重な植物である。しかし公園内にあるのは自生しているものではなく保存のために栽培されたものであった。
 だが偶然近くに居合わせた方に公園南面の岩場に自生するイワレンゲが見られると教えていただき、さっそく私たち街並めぐり一行はその場所へと向かった。そして運よく捉えた写真が上のものである。確かに岩の間から生えていてハスの花に似ていた。
 後から調べたことだが、このイワレンゲの花言葉は「豊かな才能」と「勤勉」である。僕もそうでありたいものだ。

大谷石で出来た蔵と古民家
(大谷石で出来た蔵と古民家)

 湊公園から再び街中に戻り歩いてゆくと、遠い昔に舟運で栄えた頃を思わせる街並が所々に見受けられ、ただ歩いているだけでも飽きることが無い。そして僕達は江戸時代の豪商によって建てられたという大きな蔵の中に、那珂湊の歴史物を展示してある「ふるさと懐古館」に立ち寄り見学したあと駅まで戻った。


 那珂湊駅を出発してからおよそ2時間の街並めぐり。ほどよい距離のなかにたくさんの見所がある那珂湊の街を旅してみて、いっぺんでこの街を好きになってしまった。ガイドをしていただいた鴨志田さんと、お名前を聞きそびれてしまったもう一人のガイドさんに感謝である。皆さんも機会があれば是非この街並めぐりに挑戦してもらいたい。

(すべての写真 2010年4月25日撮影)
ひたちなか海浜鉄道 | 2010/05/16(日) 20:34 | Trackback:(0) | Comments:(1)
またのお越しを。
結構奥が深い町です。
(吉田)
2010/05/17 月 11:00:59 | URL | ひたちなか海浜鉄道 #tJ8bLkYs編集
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