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「神戸駅の花桃まつり」#1

神戸駅に到着するトロッコ列車
(神戸駅に到着するトロッコ列車)

 わたらせ渓谷鐵道の神戸(ごうど)駅で、4月10・11日の2日間「花桃まつり」が開催された。
神戸駅周辺には300本もの花桃の木があり、毎年花の咲く頃には多くの観光客が訪れて賑わっている。

花いっぱいの遊歩道
(花いっぱいの遊歩道)

 桜もほぼ満開となって花桃と競うように咲いている。ただ、今年の花桃は3月末の降雪によって蕾が枯れてしまい、少々ボリュームに欠けていた事が残念であった。それでも桃と桜の花々に囲まれた世界は、訪れた人々をほのかな花の香りと優しい春の色で包み込んで、誰もが一様に頬笑みながら春の休日を満喫していた。



駅舎で抹茶をいただく
(駅舎で抹茶をいただく)

 駅の事務室では「茶道裏千家淡交会群馬県支部群馬青年部」の方々により、呈茶(各日先着100名様限り)のサービスが催されていた。立派な茶道具が置かれていて本格的なお点前なのだとすぐにわかり、中に入るのに少し躊躇してしまった。案内されるまま椅子に座ると、着物姿の女性に丁寧に解説していただいた。
 茶道では正座してお点前するというイメージが強いが、椅子に座って点前が楽しめる作法もあるとの事。僕の様な素人や正座が苦手な外人さんにはなんと有り難いお点前ではないか。柱に掛けてあった一輪挿しに目を向けると何も花が飾られていなかったが、外にはたくさんの花桃が咲いているのであえて飾らなかったという。なるほど、外の花桃に酔いながらここへ入った訳であるから、余分な物を飾るなど野暮というもの。純粋に花桃に浸って楽しんで欲しいというなんとも粋な話ではないか。
 窓の奥に見える沢山の花々を愛でながら春を感じ、お菓子と抹茶をいただいた。ああ、なんという幸せ。淡交会の方々のおもてなしの心が胸の奥に染みてくる。この場を借りてもう一度お礼を申し上げたい。

 僕のように茶道にまったく縁の無いど素人でも、気軽に茶道の雰囲気が楽しめるので、皆さんも是非ここに訪れてみていただきたいと思う。


過ぎ去っていく下り列車
(神戸駅を出発し、県境を越えて間藤へと向かう下り列車)

 駅の跨線橋に登ってみると、まるで桃源郷のようなこの楽園から、名残を惜しむかのようにして去っていく列車が見えた。
 その姿は子供の頃に見た絵本の中の世界そのものであった。


(すべての写真 わたらせ渓谷鐵道 2010年4月11日撮影)
わたらせ渓谷鐵道 | 2010/04/14(水) 20:52 | Trackback:(0) | Comments:(2)
こんばんは。
先日、小中・上神梅駅でお会いしたnoriと申します。
その節は大変お世話になりました。

ここだけの話、僕はアメオトコでありまして…
小中ではご迷惑をおかけしました(苦笑)

今回の春撮影なかなか充実しました。
また季節を変えて訪れたい路線ですね。

これからちょくちょく遊びにきますので
よろしくお願いします。
2010/04/15 木 22:36:54 | URL | nori #-編集
こちらこそお世話になりました。
noriさんは雨男なのですか?
では鉄道写真家の山崎友也氏と一緒ですね(笑)
わ鐵は四季折々楽しめますので是非またいらして下さい。
撮影地をご検討の際にご参考になればと近日には初夏の作例をUPしますね。
また何処かの鉄路でお会い出来る事を願って楽しみにしています。
2010/04/15 木 22:57:22 | URL | akabara(管理人) #-編集
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