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ローカル線の旅 「わたらせ渓谷鐵道」#2 ~通洞駅から足尾歴史館へ~
ガソリンカー
(復元されたガソリンカー)



 わたらせ渓谷鐵道の通洞駅から徒歩3分のところに「足尾歴史館」があります。高台にある2階建ての本館には、足尾の歴史や銅山に代表される産業などの沢山の貴重な資料や写真・書籍などが展示されています。この足尾から日本発の技術が多数生み出され各地へ広がっていったことには驚かされました。銅山をきっかけにして当時の足尾は先端技術の発信地だったのですね。
 また2階には特別企画展示室があり、定期的に足尾をテーマとした個展や発表会・講演などが催されています。僕が訪れた時には、国鉄足尾線時代などの貴重な鉄道写真の数々が展示されていました。また、カフェが併設されていますので、ちょっと疲れたら休憩するのにもよいですね。

特徴的なマスク

 一通り館内を見学し終えて外に出てみると、建物の隣の広い敷地になにやらレールが敷かれているではありませんか。じつはここは「足尾ガソリン軌道・歴史館線」といって、かつて大正の時代から足尾市内の乗客や物資の運搬に使われていたガソリンカーを復元して走らせているのです。
 ガソリンカーとは聞きなれない言葉ですが、内燃式機関車の一種であり日本ではかつてディーゼルエンジンと並んでガソリンエンジンを動力とした機関車が走っていました。もちろん現在の日本では内燃式機関車はディーゼルエンジン(ハイブリッドカーも含む)のみになってしまいましたので、一般には馴染みない言葉になってしまいました。

 このガソリンカーは中古車のレストアではなく、なんと一からの手作りだそうです。エンジンも当時と同じフォードのエンジンを載せている拘りようが、走っている姿を見てみたくなる気持ちをどんどんと煽ってくるではありませんか。

駅名票と運転席

 そこへタイミング良く館長の長井さんから「乗車してみませんか?」とのお誘いが! それはもう「はい」と答えるしかないですよね(笑) よく見ると手作りの駅名票が窓ガラスに張られていました。行き先があっちこっちなのがおかしいですね。ガソリンカーの運転台を覗いてみると、予想通りとてもシンプルな構造でしたが、そこにはガソリンカーの証「ガソリンタンク」がど~んと鎮座していました。この機関車の運転にはどのような資格が必要なのか僕にはわかりませんが、ご紹介された運転士のSさんは現役の鉄道マンでいらっしゃいました。

 話が少しそれますが、同じ敷地内でこのガソリンカーに続いて、客車を去年の暮れからボランティアで製作している現場を見学させていただきました。幌に覆われた工房の中を覗いてみると、作業の手際の良さに驚かされます。製作に携わっていらしゃるみなさんは鉄道関係のOBや現役の方々なのでしょうね。ここに限らず三重県の三岐鉄道北勢線の阿下喜駅にある「軽便鉄道博物館」のボランティアの皆さんも、多くの方々が何かしらの鉄道関係者でいらっしゃいました。どちらに於いても皆さんの鉄道を愛する情熱がひしひしと伝わって来たのが大変印象的でした。
 ちなみに運転士のSさんは「軽便鉄道LOVE」だそうです。なんだか僕もつられてハマってしまいそうです(笑)

ガソリンカーに乗車

 さて話を戻しましょうか。さっそくカメラにガソリンカーの走行中の勇士を収めようと、トロッコ風の赤いフレームが可愛らしい客車の最後尾に陣取ります。が、最後尾は車掌さん(本格的ですね)の席なのだそうで、そのひとつ前の席に座ります。やがて2両の客車はたくさんの乗客であっという間に満員になりました。
 そしてエンジン始動の瞬間が。1発でエンジンが息を吹き、ブルルンブルルンとアイドリングを始めます。キチンと整備がされているのでしょう。やがて警笛を高らかに鳴らし出発進行~~~! いきなりエンジン音が全開になり一気に列車が加速していきます。予想していたより遙かに加速がよく、いきなりトップスピードです。耳元にはバララララッ~~~~!っとガソリンエンジンの排気音が飛び込んできて、一周約170mの軌道をあっという間に2周走って無事停車しました。
 初めてのガソリンカー乗車体験でしたが、普通の列車では味わえないまるでオートバイの様なエンジン音をBGMに、風を全身に受けて疾走する爽快感は病み付きになりそうでした。
 現在制作中の客車は11月頃に完成する予定だそうですので、そのころにまた再訪するのがいまから楽しみで仕方ありません。

 2010年8月現在、ガソリンカーの運行予定日は毎月第一土曜日となっていますので、今度の週末にでも訪れてみてはいかがでしょうか。
注)運行日は念のためこちらで事前にお調べしておいたほうがよいでしょう。


 このような素晴らしい機関車をボランティアで再現され運行までしていただいた方々に心からお礼を申し上げますとともに、貴館の益々のご発展をお祈りいたしております。

(すべての写真 足尾歴史館 2010年8月29日撮影)
わたらせ渓谷鐵道 | 2010/09/02(木) 20:26 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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