被災した方々、私の家族、ご覧になっている皆様、そして自分に・・・今年最後に贈る言葉です。
大震災で被災した方々や余命宣告された私の家族を目の当たりにして、
生きるという事の意味を深々と考えさせられた一年でありました。
人生どんなに努力しても失ってしまうのを止められない事があります。
生きていくのがつらく大変に思う時期もあるでしょう。
でもそこで諦めてしまったら前に進むことが出来ないのも事実です。
喜びや幸せも生きていなければ感じることができません。
枯葉の下で動物や自然の脅威にさらされながら、
いつ命絶えてもおかしくない今年根付いたばかりの小さな枝葉…
懸命に成長し続けた結果、立派に紅葉していました。
ネガティブに考えていると恐怖に捉われ現実から逃避してしまいがちです。
つらい局面でこそポジティブにそして強い意志を持ち、
素直に自分の心に従って生き続けるしかありません。
そうすれば失ってしまったものの数だけ得られるものがあるはずです。
そのうえで、長くも短くも最後まで人生をまっとう出来るという事は
じつはとても幸せなことなのだと思います。
2011年12月31日 akabara
(2011年11月20日撮影)
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時刻は17時少し前、
冬至が近づきすっかりと暗くなって
残照に赤く染まる街並み。
そんな中、始発の桐生駅を出発した
イルミネーション列車が渡良瀬川を渡ってゆく。
列車はヘッドマークだけがLEDで光っているだけ。
けれど各駅で様々な趣向で飾られたイルミネーションを
乗車しながら楽しむことができるため、
「わたらせ渓谷イルミネーション号」と名付けられ
わ鉄の冬の風物詩となりつつある。
夜明かりを眺めるだけの列車で往復しながら、
のんびりと時を過ごしてみるのも悪くない。
およそひと月ぶりの更新となってしまい申し訳ございません。
この日は綺麗な夕焼けが見れそうだったので、
小さなお山の上から暮れゆく夜景を眺めていました。
年末も近づき冬も本番となってきたので、
吹き付ける風が冷たくとても寒かったのですが、
冬らしく静かに暮れてゆく街並みを見ているだけで心が洗われる気分でした。
わたらせ渓谷イルミネーション1号
(わたらせ渓谷鐵道 桐生~下新田間 2011年12月18日撮影)