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「春の陽だまりの中で」


踏切の先で陽炎に浮かぶ列車

かすかに聞こえる踏切の鐘
陽炎の中で列車がゆらゆらと揺らいでいる

やがてレールに伝うジョイント音が少しずつ大きくなってきた
左右に車体をゆさぶりゆっくりと近づいてくる

午後の斜光に浮かぶキハ2005

線路脇の草花を踊らせながら列車は颯爽と通り過ぎた

過ぎ去ったあとに残していったその風は
僕の頬をシルクのカーテンのようにやさしく撫でた

その爽やかな空気は春を感じさせるには充分であった



(ひたちなか海浜鉄道 金上~中根間 2010年4月25日撮影)
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ひたちなか海浜鉄道 | 2010/04/29(木) 22:00 | Trackback:(0) | Comments:(1)
「犬釘」
犬釘

駅の待合室に置かれたパンフレット
その上にある黒い棒状の物体にふと目が止まる
よく見るとそれは「犬釘」であった

本来の役目を終えてもなお大事に使われている犬釘
何気ない小物だが、長い歴史を感じさせてくれる

僕には(あなたには)どんな人生のストーリーが待っているのだろうか



 犬釘(いぬくぎ)とはレールと枕木を固定する為に使われる部品である。その名の由来は釘の頭部の形が犬のあたまに似ている事とされている。「ひたちなか海浜鉄道」の枕木は現在ではPC(コンクリート製)なので、レールと枕木は犬釘ではなくボルトで締結されている。この犬釘は枕木が木製であった時代に使われていたもので、それを大事に保存して置いたのであろう。
 訪れた日は「開業2周年」のイベントが催されていて、たくさんの人々がこの駅を訪れていた。その中でご婦人の団体がこの犬釘を見て、いったいこれは何なのか駅員(駅長?)に尋ねていた。上記のような犬釘の役割をその駅員が丁寧に解説すると、そのご婦人は感慨深い面持ちで犬釘を見つめていた。何を思って見つめていたのかはわからない。次々に新しい物へと移り変わっていく時代の中で、どんどんと忘れ去られてしまう古い歴史の数々。その歴史の重みに自分の人生を重ねあわせて思いにふけてみたのかもしれない。
 いずれにしても鉄道にはあまり関心がないであろう方達に色々と興味を持ってもらうのは素晴らしいことだと思う。地方鉄道のあり方を考えさせられる出来事であった。

(ひたちなか海浜鉄道 那珂湊駅 2010年4月25日撮影)
ひたちなか海浜鉄道 | 2010/04/27(火) 23:03 | Trackback:(0) | Comments:(2)
「朝靄の中」
朝靄の中

ひんやりとした空気のなかで
空の色が刻々と変化してゆく

冷え込んだ地面が朝日を浴びて
たちどころに朝靄となった

やがて踏切の警報音がなり
朝靄の中を列車が走る



茨城県の「ひたちなか海浜鉄道」では、経営が変わって開業2周年となる今日(4月25日)沿線各地で様々なイベントが行われた。朝から夕方まで沿線各地を旅してまわったので後日紹介しようと思う。

(ひたちなか海浜鉄道 中根駅付近 2010年4月25日撮影)
ひたちなか海浜鉄道 | 2010/04/25(日) 21:29 | Trackback:(0) | Comments:(2)
「窓の向こうで」
店内の窓から上毛電鉄を眺める 



コーヒーカップを手に、深く椅子に座ってくつろぐ僕

店内の子供たちが急にはしゃぎだした

耳を澄ますと、遠くで「チンチン」と踏切の鐘が鳴っている

窓の向こうで明るい日差しに浮かんだ可愛い電車が止まっていた

時の流れが止まってしまうかのような

穏やかで長閑な午後のひとときであった



「レストラン停車場」 入口にはたくさんの花が 

 撮影場所の「レストラン停車場」さんは、2月17日の記事でも紹介したが、上毛電気鉄道「富士山下駅」の正面にあるお店だ。いつ行っても店の入口には所狭しと綺麗な花が飾られている。
 そして富士山下駅のすぐ隣にある踏切の鐘は、今では珍しくなった電鈴式であり、味気ない電子音とは違って本当に「チンチン」と鐘を叩く音がする。



(上毛電気鉄道 富士山下駅前 「レストラン停車場」 2010年4月11日撮影)
上毛電気鉄道 | 2010/04/23(金) 21:26 | Trackback:(0) | Comments:(2)
「一期一会」
桜吹雪と保線員

晴れた休日の昼下がり
春風に舞う桜吹雪

やがてどこからともなく
保線員の姿が

その足取りは軽く
自然と笑みがこぼれている


満開の桜とトロッコ列車

実はこのトロッコ列車の撮影のために2時間くらい前からカメラをセットしていた。
朝は雪で次第に天候は回復し、午後になって晴れてから春風に揺られ桜吹雪が舞っていた。
列車を待つ間のんびりとそんな景色を眺めていたら冒頭のような瞬間に出会えた。
狙って作った後の1枚よりも、偶然撮った最初の写真のほうが印象に残るのは何故だろうか。
その答えは皆さんと僕も同じであると思う。
人生は二度と無い瞬間の連続、一期一会である。



(わたらせ渓谷鐵道 中野駅付近 2010年4月17日撮影)

撮影者の皆さまへひとこともご覧ください。
わたらせ渓谷鐵道 | 2010/04/21(水) 22:57 | Trackback:(0) | Comments:(0)
「雪と桜」 #3
沢入駅の雪と桜1

長いトンネルを抜けて
トロッコ列車がやってきた。
ヘッドマークを誇らしげに掲げながら
雪と桜の煌めきがボディに反射して
列車はより眩しく輝いていた。

沢入駅の雪と桜2



(わたらせ渓谷鐵道 沢入駅 2010年4月17日撮影)

撮影者の皆さまへひとこともご覧ください。
わたらせ渓谷鐵道 | 2010/04/20(火) 20:38 | Trackback:(0) | Comments:(0)
「神戸駅の花桃まつり」#2
前回 「神戸駅の花桃まつり」#1 からの続きを始めよう。

 神戸駅花桃まつりのイベントで軌道自転車「レールスター」体験乗車があったので、さっそく妻とふたりで運転に挑戦してみる。
 上りホーム隣の廃線跡にその軌道自転車は置かれていた。頑丈なフレームで出来た車体には自転車のように垂直に立てられたパイプの先にサドルとハンドルが左右2席分ついていて、どうやらこれが運転席のようである。車体の中央にはトロッコ列車みたいに真中にテーブルを配した座席があって、進行方向の反対側には折り返すときに使う運転席が同じように2席分ついている。さしずめ両運転台式列車といったところである。駆動は自転車見たいにペダルを漕ぎ、その動力をチェーンを介して直接に軸を回して進む。車輪径がまるで三輪車のように小さいので、相当頑張って漕がないと進まないのではないかと不安になる。

軌道自転車
(軌道自転車)

 さっそく僕が右側、妻は左側に座ってハンドルを握ってみると、右側のハンドルにだけ自転車のようなブレーキが付いていた。列車とは反対だが右側の僕が運転士、左側の妻は機関助士ということなのか。でも二人でペダルを漕がないと動きそうにないので、ブレーキ操作以外はどちらも運転士気分である。

 係の人に後ろから押して助走をつけてもらっていよいよ出発だ。以外にもペダルは軽いが力を入れて漕がないと加速はしない。ある程度スピードがついたら列車のように加速を止めて惰行する。すると、当たり前の話だが鉄の車輪がレールの上を転がる独特の音がして、つなぎ目を通る毎にガタンゴトンと列車らしいジョイント音と振動が伝わってくる。正面から春のやさしい空気が頬を撫でる。視線の先は花桃の鮮やかなピンクのトンネル。遠くではさえずる鳥の声さえ聞こえる。なんという気持ちよさ。まさに爽快という言葉がぴったりである。

焼きまんじゅう
(上州名物 焼きまんじゅう)

 軌道自転車を堪能してすっかり満足した僕は、今度はお腹を満足させるべく、駅前広場で催されている模擬店へと向かった。群馬県周辺には「焼きまんじゅう」と呼ばれる郷土食がある。どのようなものかというと、あんの入っていない皮だけの蒸かしたまんじゅうを、炭火で両面焼いてから刷毛で味噌だれを塗ったものである。まんじゅうだと思って期待すると中身が無いので肩透かしをくらったみたいで物足りないと敬遠する方が多いが、味噌だれが結構甘いので何も入っていなくても味のバランスは取れている。和菓子屋さんに並んでいるような上品な味ではなく、炭火で焼いた香ばしさとふわふわな食感を楽しむ質素で素朴なおやつなのだと僕は思うのだが。
 そもそも群馬県では小麦の生産が盛んで、その時粉を使った「おっきりこみみうどん」など粉物文化が発達している。つまり上質な小麦粉の味を純粋に楽しめて、そのうえ廉価なソウルフードなのである。群馬県を訪れる機会があるのなら、この「焼きまんじゅう」を試してみて欲しい。

地元農家による特産品の販売
(地元農家による特産品販売)

 他にも地元の農家の方が自家製の特産品を持ち寄って格安で販売していた。ほとんど利益なんて無さそうな値段を出していたが、そもそも商売する気なんてさらさら無いのかもしれない。カメラを向けると無言で頷き笑顔で答えてくれたおばちゃんを見ていると、地元の足である「わたらせ渓谷鐵道」を存続させたいという思いや、少しでも地元のアピールをして沢山の観光客に訪れてもらいたいという純粋な気持ちがひしひしと伝わってくる。
 この辺りの年配の女性は「焼きまんじゅう」と同じで、自らを主張せず寡黙に素朴で実直に生きていらっしゃる。じつは上州は「かかあ天下」で有名である。だがその意を「亭主関白」の反対だと誤解される事が多い。亭主を尻に敷いてその上にあぐらをかくのではなく、とても働き者で何事にも率先して行動し、逆に亭主を養えるほどたくましいと言うのがのが本当の話だ。「ちょっと無口だけど凄く頼りになるとうちゃん」のかあちゃん版だと思っていただきたい。現代ではその傾向は薄れ変わってきているが、それでも年配の女性にはそのたくましさと勤勉さがまだまだ残っている。目の前に並んでいる商品も自分で畑を耕して収穫し、自宅で加工して自らの手でお客に売っている。その上家事もこなしていると思うと目頭が熱くなってくるではないか。
 花桃まつりのイベント時だけでなく、トロッコ列車の到着時にもホームや駅舎で販売している事があるので、見かけたら是非買っていただきたい。



花と列車に見入る軌道自転車の人達

 最後にこの写真で今回の記事を締めくくろうと思う。

 上り列車を撮ろうとファインダーを覗いていたら、軌道自転車に乗った人たちが足を止めて列車に見入っていた。
ちょうどその視線の先に列車が通りかかった瞬間をパチリ。ほのぼのとした春らしい画になった僕のお気に入りの一枚だ。



(すべての写真 わたらせ渓谷鐵道 2010年4月11日撮影)
わたらせ渓谷鐵道 | 2010/04/19(月) 20:37 | Trackback:(0) | Comments:(0)
よい天気とよい一日
北越谷駅
(北越谷駅 2008年3月30日撮影 古い写真しかなかったので申し訳ない)


 昨日(4月17日)と打って変わって、今日は雲ひとつ無い快晴の良い天気だった。撮影に向かわれた方はさぞかし素晴らしい写真が撮れた事であろう。僕も列車旅に出かけたくてうずうずしていたのだが、今日は予定があったので仕方なく諦めた。
 実はぼくはJリーグの浦和レッズ創設以来、休日さえ合えば必ずスタジアムへ足を運んでいる。そして今日は埼玉スタジアムで試合がある日なので東武伊勢崎線の北越谷駅まで行って、そこからシャトルバスでスタジアムに向かうという予定があったのである。そうか、これも立派な列車旅なのかも知れない。
 その北越谷駅へ来たときに必ず立ち寄るラーメン店があるので紹介しよう。改札を抜けて左側(西)に進むと徒歩3分くらいの道路沿い左側に「とんこつラーメン ありんこ」というお店がある。ここのマスターはとても気配りがよく元気でやさしい方なので、いつ立ち寄っても気持ち良く食事ができる。その味はというとスープは背脂チャッチャ系なのだが、見た目ほどあぶらっぽくなくあっさりしているので女性客が多いのもうなずける。メニューも豊富で一通りのものがトッピング出来るし、さらには麺の固さや脂の量、味の濃さまで細かく指定することもできるので、自分好みの味で楽しむことが可能である。ちなみに僕は「ネギ味噌チャーシュー」一筋でもう8年くらい通っている。
 今日は午後2時過ぎと昼間の閉店時間(午後3時)前の繁忙時間に来店したので満席で混みあっていたが、マスターの手捌きが素晴らしく早いので特に長く待った感じはしなかった。だが店員さんに混雑だったのを幾度となく詫びられてしまって、逆にこちらのほうが恐縮してしまった。そして僕が最後の客になってしまって、マスターにこっそりと裏メニューをサービスしていただいた。賄いに作ったものらしく確かにメニューには載っていないものだったが、口の中で噛まずにとろける(詳しいことは内緒 皆さんゴメン)至極の味を堪能させてもらった。(マスターありがとう)
 ここのマスターも浦和レッズを応援しているので、僕と浦和レッズにエールを送るマスターの声を背中越しに聞きながら店を後にしてスタジアムへと向かった。そして試合は3-0で勝ちチームも首位となり最高の一日なのであった。
独り言 | 2010/04/18(日) 22:58 | Trackback:(0) | Comments:(2)
「雪と桜」 #2
雪と桜 小中~神戸間
(雪と廃校跡の桜 わたらせ渓谷鐵道 小中~神戸間 松島橋から)

たくさんの子供達を迎え入れては見送ってきた桜の古木
今では廃校となってその役目を終えてしまった

雪景色のなか満開となったその桜の古木は
廃校前の子供達に接するのと同じく
足元を通り過ぎていく列車をやさしく包み込むようにして
第二の人生を送っていた



 ここはわたらせ渓谷鐵道でも指折りの有名撮影地であり、平成13年に廃校となった杲(ひので)小学校の校庭にある桜だ。そして緻密な花の画にエッセイを添えて書く作品で有名な、詩画家であり「富弘美術館」館長の星野富弘氏が幼い頃に通った学校でもある。

(2010年4月17日撮影)

撮影者の皆さまへひとこともご覧ください。
わたらせ渓谷鐵道 | 2010/04/18(日) 00:28 | Trackback:(0) | Comments:(0)
「雪と桜」 #1
雪と桜 中野駅付近
(中野駅の雪と桜 わたらせ渓谷鐵道 中野駅付近)

季節外れの積雪の中
朝日を浴びて煌めく満開の桜
神様の悪戯なのか
一瞬だけ冬と春が交錯する
幻のような世界であった



神戸駅構内と道路の倒木
(神戸駅構内と道路の倒木)

 始発列車が来る前に神戸駅まで車で移動する途中、道路脇の竹が水分を含んだ雪の重みに耐えきれず、あちらこちらで道路に倒れこみ道を塞いでいた。心配になって神戸駅に立ち寄ってみると線路にまで倒木があった。その後、となりの沢入駅で始発列車を待っていたが、時間になっても列車が来なかった。少々不安になり始めた頃に構内アナウンスがあり、足尾駅の近くで列車が立ち往生しているので少し遅れるとの事。結局上りの始発は数十分遅れで動いたが、そのあと上り列車はいつまで待っても来なかった。ここは諦めて来た道を引き返し小中の松島橋で下りの始発列車を撮影する。場所を変えて撮影しようと車を走らせると国道が倒木で不通になっていた。道路で竹を切るチェーンソウの音がしばらくの間まわりの山にこだまする。仕方なく道路を迂回して中根駅で捉えた写真が冒頭のものである。
(左側の写真は4月14日の記事写真と同じ場所から撮影している)

4月の雪 沢入駅構内
(沢入駅構内)

早朝の沢入駅では結構な積雪があって、2月にブログ記事で紹介した写真と見間違える程よく似た風景だった。とはいっても季節はやはり春である。開花している桜の木の枝が雪の重みで垂れ下がっていて可哀想であった。


(すべての写真 わたらせ渓谷鐵道 2010年4月17日撮影)

撮影者の皆さまへひとこともご覧ください。
わたらせ渓谷鐵道 | 2010/04/17(土) 19:38 | Trackback:(0) | Comments:(0)
「神戸駅の花桃まつり」#1

神戸駅に到着するトロッコ列車
(神戸駅に到着するトロッコ列車)

 わたらせ渓谷鐵道の神戸(ごうど)駅で、4月10・11日の2日間「花桃まつり」が開催された。
神戸駅周辺には300本もの花桃の木があり、毎年花の咲く頃には多くの観光客が訪れて賑わっている。

花いっぱいの遊歩道
(花いっぱいの遊歩道)

 桜もほぼ満開となって花桃と競うように咲いている。ただ、今年の花桃は3月末の降雪によって蕾が枯れてしまい、少々ボリュームに欠けていた事が残念であった。それでも桃と桜の花々に囲まれた世界は、訪れた人々をほのかな花の香りと優しい春の色で包み込んで、誰もが一様に頬笑みながら春の休日を満喫していた。



駅舎で抹茶をいただく
(駅舎で抹茶をいただく)

 駅の事務室では「茶道裏千家淡交会群馬県支部群馬青年部」の方々により、呈茶(各日先着100名様限り)のサービスが催されていた。立派な茶道具が置かれていて本格的なお点前なのだとすぐにわかり、中に入るのに少し躊躇してしまった。案内されるまま椅子に座ると、着物姿の女性に丁寧に解説していただいた。
 茶道では正座してお点前するというイメージが強いが、椅子に座って点前が楽しめる作法もあるとの事。僕の様な素人や正座が苦手な外人さんにはなんと有り難いお点前ではないか。柱に掛けてあった一輪挿しに目を向けると何も花が飾られていなかったが、外にはたくさんの花桃が咲いているのであえて飾らなかったという。なるほど、外の花桃に酔いながらここへ入った訳であるから、余分な物を飾るなど野暮というもの。純粋に花桃に浸って楽しんで欲しいというなんとも粋な話ではないか。
 窓の奥に見える沢山の花々を愛でながら春を感じ、お菓子と抹茶をいただいた。ああ、なんという幸せ。淡交会の方々のおもてなしの心が胸の奥に染みてくる。この場を借りてもう一度お礼を申し上げたい。

 僕のように茶道にまったく縁の無いど素人でも、気軽に茶道の雰囲気が楽しめるので、皆さんも是非ここに訪れてみていただきたいと思う。


過ぎ去っていく下り列車
(神戸駅を出発し、県境を越えて間藤へと向かう下り列車)

 駅の跨線橋に登ってみると、まるで桃源郷のようなこの楽園から、名残を惜しむかのようにして去っていく列車が見えた。
 その姿は子供の頃に見た絵本の中の世界そのものであった。


(すべての写真 わたらせ渓谷鐵道 2010年4月11日撮影)
わたらせ渓谷鐵道 | 2010/04/14(水) 20:52 | Trackback:(0) | Comments:(2)
「春の息吹」

わたらせ渓谷鐵道 小中駅

アスファルトで舗装されたホームの僅かな隙間から、
すみれと菜の花がポツンと咲いていた。

懸命に生きようとしているその姿は
とても力強くたくましい。

こんな時代だからこそ、
一番大切なものは何かということを
この花から教えてもらえた気がする。



(わたらせ渓谷鐵道 小中駅 2010年4月11日撮影)


撮影者の皆さまへひとこともご覧ください。
わたらせ渓谷鐵道 | 2010/04/11(日) 19:40 | Trackback:(0) | Comments:(2)
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