カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
530Club
当サイトでは 鉄道写真家 広田泉氏の530(ゴミゼロ)Club に賛同しています
ランキング参加中
クリックして頂けると励みになります。よろしくお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログへ blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

QRコード
QR
FC2カウンター
「農村景観日本一の風景」
阿木~飯羽間間

山の尾根から昇った朝日が列車のボディを白く浮かび上がらせる。
ここは岐阜県恵那市岩村町の富田地区、「農村景観日本一」で知られる風景だ。
猛暑にめげず黄金色に実った棚田の稲穂が美しい。
収穫が終わればいよいよ秋本番、色鮮やかな紅葉が見られることであろう。

こんな景色を車窓で眺めながら
のんびり走る列車に揺られて過ごす時間こそ
ローカル線を旅する醍醐味だよね。

農村景観日本一の風景
クリックすると拡大します。 (日の出前の「農村景観日本一の風景」パノラマ写真)



(明知鉄道 阿木~飯羽間間 農村景観日本一展望所からの俯瞰 2010年9月4日撮影)
明知鉄道 | 2010/09/18(土) 11:24 | Trackback:(0) | Comments:(0)
ローカル線の旅 「明知鉄道」#4 ~野志駅の急勾配~
野志~明智間

明知鉄道の明知線は25.1㎞の間に、
2つの峠を登り降りするアップダウンの激しい路線である。

平行する道路や棚田よりさらに急な30‰の勾配を、
唸りをあげてエンジン全開で登るディーゼルカー。
この先にあるのは日本で2番目に急勾配の「野志駅」だ。

野志駅
(野志駅)
写真で見てわかるとおり、右から左へとホームが急な登り勾配になっている。

野志駅を出発する列車と勾配標
(野志駅を出発する列車と、ホーム対面にある勾配標)



 日本で1番急勾配上にある駅は、同じく明知鉄道の「飯沼駅」です。以前にこちらの記事でご紹介しているので、よろしかったらご覧ください。
(明知鉄道 野志~明智間 2010年9月4日撮影)


 野志駅の勾配起動時の動画を含めた過去記事をリンクし忘れたので掲載しておきます。(2010年9月18日)
ローカル線の旅 「明知鉄道」#3 ~農村景観日本一の風景へ~
明知鉄道 | 2010/09/15(水) 23:02 | Trackback:(0) | Comments:(2)
「shooting star」
日没後

町明かりは地上に現る虹色の天の川。
流れ星のようなディーゼルカーが
暗闇の中へと消えて行った。



 上の写真は、9月13日の記事写真「金のグラデーション」の1時間後に撮影したものです。西日輝く黄金色から、下の写真のような夕暮れの色へと変わり、日没後となって冒頭の写真というわけです。

夕暮れ時

 夜な夜な虫の音が聞こえ始め、ようやく秋を感じられるようになってきました。秋になると空気も澄んでくるので、俯瞰写真や夕焼けを撮影するのにはよい季節となります。僕も積極的に撮影に挑戦してみようと思います。


(明知鉄道 東野~飯沼間 2010年9月4日撮影)
明知鉄道 | 2010/09/14(火) 19:47 | Trackback:(0) | Comments:(0)
「金のグラデーション」
夕暮れ前


収穫間近の稲穂と、西日に染まる街並みに、
幾重にも重なる山並みのグラデーション。

それは一瞬だけ訪れる金色の世界。

移りゆく時間の中で繰り広げられる光景に、
目を奪われずにはいられない処暑の夕暮れであった。



 列車がわかりにくいかも知れませんが、画面左下に「く」の字に見える築堤上の線路の左端に、西日に屋根が輝く単行列車が走っています。なだらかな山の裾野から狙った俯瞰ですが、刻一刻と変わりゆく色の変化に感動し、その場を離れる事が出来ず日没までずっと同じ景色を眺めていました。

(明知鉄道 東野~飯沼間 2010年9月4日撮影)
明知鉄道 | 2010/09/13(月) 19:09 | Trackback:(0) | Comments:(0)
「晴れた日の朝」
朝の阿木地区を走る列車

収穫間近の稲穂が黄金色にきらきらと輝く
よく晴れた日の朝7時。
一日の始まりを告げるように列車が走る。



(明知鉄道 阿木~飯羽間間 2010年9月4日撮影)
明知鉄道 | 2010/09/10(金) 20:04 | Trackback:(0) | Comments:(2)
「小さな列車」
阿木~飯羽間間

薄暗い森の隙間から吐き出されるようにして列車が現れた。

雄大な自然の中では文明なんて人間なんて豆粒みたいにちっぽけなもの。

おごらず壊さず争わず、みんな仲良く生きていきたいよね。



(明知鉄道 阿木~飯羽間間 2010年9月4日撮影)
明知鉄道 | 2010/09/08(水) 19:57 | Trackback:(0) | Comments:(0)
「秋の気配」
秋の気配

稲刈りの済んだ田んぼと、
咲き始めたばかりの秋の花。
一足早く秋の気配を見つけました。



 9月に入っても記録的な猛暑が続いていますが、岐阜県の恵那市岩村地区では早くも稲刈りの終わった場所がありました。農家のご婦人が庭に咲いた花のお手入れをしていたのでご挨拶をしてからカメラを向けて列車を待ち構えていると、僕の気付かぬうちにいつの間にかご主人が、撮影の終わる頃まで画角の外で待っていてくれました。この岩村地区に訪れるのは真冬の1月以来8か月ぶりでしたが、またまた地元の方のやさしさに触れました。岩村はもう僕の第二の里になってしまったと勝手に思ったりしています。今度いつ里に帰れるか楽しみだなぁ。

(明知鉄道 岩村~花白間 2010年9月4日撮影)
明知鉄道 | 2010/09/05(日) 21:23 | Trackback:(0) | Comments:(0)
ローカル線の旅 「明知鉄道」#3 ~農村景観日本一の風景へ~
岩村駅 構内
(岩村駅ホームから明智方を望む)


今回は飯沼駅を出発するところから始めよう。

前回の#2で説明したが飯沼駅は33‰の勾配上にある。この様な急坂で列車を発車させる際には「勾配起動」という方法が用いられているのでご紹介しよう。明知線の別の駅であるが、30‰上にある「野志駅」発車時の動画を下に入れておいたのでその様子を見ていただきたい。

戸締めランプが点灯した後に、ブレーキが入ったままの状態でマスコンを1ノッチ入れている。そしてブレーキを解除後に更にノッチを上げて加速していく様子が分かるであろう。車に例えるなら「坂道発進」みたいなものだ。機会があったら運転席を覗いて見ては如何だろうか。ただし、発車時は運転士がミラーなどで車内の後方を確認したりするので運行の妨げにならない様にご注意願いたい。

さて列車はそのままグングンと加速しながらトンネルへと入って行く。さすがに標高が高くなってきたせいか、線路脇に雪が目立つようになってきた。このトンネル内で一つ目の峠を越えて下り坂になって行く。
飯沼駅出発 飯沼~阿木間のトンネル
(飯沼駅出発、飯沼~阿木間のトンネル)


どんどんと坂を下って2つ目のトンネルを抜けると勾配も緩やかになり、真っ白に雪化粧した田圃と人家が見えてきた。
間もなくして阿木駅に到着すると、この近くに学校があるらしく学生達が一斉に降りて行った。無人駅ではあるが待合室は綺麗に清掃が行き届いており、ベンチには地元の人の手作りと思われる座布団も敷かれている。
阿木駅
(阿木駅 待合室)
荒れ果てた無人駅が多いこの時代に駅に人の温もりがあると言うのは随分とほっとするもので、更には地元の方々に愛されたかけがえのない駅なのだと思うとこちらまで暖かい気持ちになってくる。
僕とお年寄りだけを残して静まり返った列車は、落ち着きを取り戻したように阿木駅を出発して行った。


小さな山あいを抜けて岩村町に入ると田圃の景色が一段と広がってくる。「飯羽間駅」「極楽駅」と過ぎると人家が多くなってきて間もなく「岩村駅」に到着だ。
この味わい深い待合室のある岩村駅はゆっくりとご紹介したいのだが、乗り継ぎに時間がないので急いでバスへと乗り込む事にする。
岩村駅 待合室
(岩村駅 待合室)


恵那市自主運行バス
この岩村駅から目的地の「農村景観日本一展望所」へは徒歩40分くらいかかるのだが、平日のみ「恵那市自主運行バス」の岩村東線が展望所のすぐ傍の「打杭」停留所まで走っている。しかも乗車料金は100円。地元の方々の大事な生活路線なのでこの料金設定なのだろうが、こんなに便利なバスを使わない手はない。(2010年2月現在) 詳しくは恵那市ホームページを。


定時に駅を出発して暫くは国道を走る。やがて国道を逸れて飯羽間駅の踏切を渡るといよいよ富田地区の農村景観に入って行く。途中に乗車してくる人はなく運転士に色々とガイドをして頂いた。
下の写真は寒天の凍結と乾燥をしている風景だ。岩村町に隣接する山岡町では国内の70%の寒天を生産している。昔はこの岩村町でも生産する農家が多かったみたいだが、今ではここくらいしか見当たらないらしい。
寒天の凍結・乾燥風景
(寒天の凍結・乾燥風景)
寒天の生産はまず天草をマイナス5~6度で自然凍結させて、昼間に天日乾燥し氷を溶かして水分を抜く。これを2~3日繰り返して作るのだそうだ。
ただし気温がそれより高くても低くても良い寒天はできず、その環境と条件にあったのが山岡町周辺だったので昔から盛んに寒天が生産されてきたのだと言う。つまり冬場のこの時期にしか寒天の生産風景は見る事が出来ず、思わぬ所で貴重なものを拝見させてもらった。
余談ではあるが、寒天は戦時中にダイナマイトを仕掛ける際に周りに敷くのに使われていたという。だが食糧難でもあったので支給された寒天を食べてしまう兵士が後を絶たず、わざとマズい味に変えて渡していたそうだ。なんとも凄い話である。


そうこうするうちに「打杭」のバス停に着いたのだが、運転士のご好意でその先の展望所のすぐ下まで乗せていただいた。とても人柄のよさそうな運転士で話は尽きず名残惜しかったのだが礼を言ってバスを降りた。
農村景観日本一展望所
(農村景観日本一展望所)
展望所への急な階段を登って行くと東屋風の建物があった。
中央にはたくさんの5円玉がぶら下がった「金の儲かる鐘!?」なる物があり、周りには円形のテーブルとベンチが置かれている。
ご親切に正面には「ふるさと」の歌詞が書かれていて、「ここに立って口ずさむと何かを感じ取れると思う」との表記もある。


何故この岩村町富田地区が農村景観日本一と呼ばれているのか。
以下は案内板から要約して引用したものである。

東から西に少し傾斜した緩やかな岩村盆地の中に、瓦と白壁の昔ながらの農家や土蔵が点在する田園景観が展開し、回りは盆地を形成する緑の低い丘や遠く三河・尾張と境を接する山々が二重・三重に連なり、ここの景観を一層引き立てています。「農村景観日本一」の称号は、昭和63年に京都教育大学・木村教授から頂き、一躍脚光を浴びたものです。

収穫時期の黄金色に輝く田園も素晴らしいであろうが、白く覆われた冬場の田園もなかなか風情があって良いものであった。

「農村景観日本一の風景」のパノラマ写真
農村景観日本一の風景
クリックすると拡大します。


(すべての写真 2010年1月4日撮影)
明知鉄道 | 2010/02/24(水) 21:35 | Trackback:(0) | Comments:(0)
ローカル線の旅 「明知鉄道」#2 ~日本一急勾配の駅~
飯沼駅付近
(飯沼駅付近の急勾配を走る列車)


恵那駅を出発した列車はすぐにJR中央線と別れ、右に大きくカーブしながら進路を南東へと変えて行く。
そして直ぐに33‰の急勾配が始まる。‰(パーミル)とは1000m進むと何m高低差があるかを表す単位であり、鉄道で33‰は相当の急坂である。
列車はその急坂にディーゼル音を大きく轟かせながら正面に朝日を受けて進んで行き、やがて勾配が緩やかになって最初の停車駅である「東野駅」が見えてきた。

東野駅付近
(東野駅付近)


東野駅を出るとまたすぐに急坂を登っていく。ここからは次の飯沼駅先のトンネルまでずっと33‰が続く。やがて人家が少なくなってきて、峠道らしくなってきた。
すっかり霜で覆われ白く化粧した木々の中で、差し込む陽の光がゆらゆらとダンスをしている。
これこそ早起きをして良かったと思う瞬間だ。

東野~飯沼間 33‰急勾配
(東野~飯沼間)


長いこと坂を登り続けてきた先に飯沼駅が見えてきた。
この駅は看板にあるように「勾配日本一の駅」なのである。なんと今まで登ってきた33‰の急勾配の本線上に設置されているのだ。昔なら間違いなく平坦な場所に駅を作ってスイッチバックさせたであろうが、前身の国鉄明知線時代にはこの駅はなかった。
つまり第3セクター化されてから出来た駅なのだが、日本では通常5‰以内でないと駅の設置は認められない。しかし地元の人の強い要望もあって、動力台車を2軸駆動式にしたり砂撒き装置を装備した車両で運輸省(当時)の担当者立会いの元、特認で設置が認められたという。
駅舎の基礎部分には勾配差が分かるよう黄色く塗られており、駅舎の幅720㎝で24㎝高さがあるとご丁寧な記述まである。
飯沼駅 看板


飯沼駅 全景
(側面から見る飯沼駅)
こうして駅を真横から眺めてみると、いかにこの駅が傾いているかがお分かりであろう。
是非皆さんもこの駅のホームに降りてこの勾配を実感してみてはいかがだろうか。


(すべての写真 2010年1月4日撮影)
明知鉄道 | 2010/02/23(火) 21:38 | Trackback:(0) | Comments:(0)
ローカル線の旅 「明知鉄道」#1 ~恵那駅出発まで~
明知鉄道 恵那駅ホーム

記念すべきシリーズ第1回目・ローカル線の旅は「明知鉄道」をご案内する。
「明知鉄道」は1985年に国鉄明知線を引き継いだ第3セクターの路線で岐阜県南東部に位置する恵那市を走っている。
木曽川中流の美しい渓谷で有名な恵那峡の最寄駅でありJR中央線とも接続する「恵那駅」を起点とし、途中2つの峠を越えた先、戦国時代に幾多の戦の舞台となった明知城のある「明智駅」を結ぶ11駅で全長25.1㎞の路線だ。

---今回の旅は2010年1月4日(花白駅には1月3日)に訪れた時の模様である。---


鯉に餌を与える老人
前日に名古屋から恵那駅まで移動し近くのホテルに宿泊していたので、朝のきれいな景色を期待して駅に向かった。

すると阿木川に架かる橋の上で、白髪の老人が川に向かってなにやら投げ込んでいる。
眼下の川面を覗いてみると、阿木川の中でたくさんの鯉が投げ込まれたパンの耳に群がって集まっているではないか。
思わずご老人に声をかけ話を聞いてみた。

地元の方ではなかったが頻繁にここを訪れているとの事で、その度に宿泊先でパンの耳をもらってはこの場所で鯉に餌を与えているのだそうだ。


阿木川の鯉
確かに鯉を見てみると老人が来るのを待っていたかの様に勢いよく集まってくる。ひととおり餌をまきおえた後、一緒に恵那駅まで話をしながら歩いていったのだが、何故川にたくさんの鯉がいたのかを聞きそびれてしまった。
鯉が泳いでいたあの阿木川の水は川底がみえる程澄んでいたので、これからの旅が楽しみになってきた。


恵那駅 改札口
そして恵那駅の改札口までやってきた。
本来ならここで大変お得な「極楽フリーきっぷ」(土日祝日限定で全線1日乗り放題・大人1000円・2010年3月28日まで発売)を使いたかったのだが、あいにく今日は月曜日。泣く泣く岩村駅までの切符を購入した。


恵那駅 出発
ホームではカラカラとアイドリングするディーゼル音を響かせて「ぎふ清流国体 2012」と書かれたヘッドマークを誇らしげに掲げた「アケチ10型気動車」が静かに出発を待っていた。
車内を見渡すとお年寄りと学生が4~5人程乗車している。
どこの地方でもローカル線の乗客はお年寄りと学生ばかりだ。

徐々に日が差しこんできた前方の線路を眺めてみると今朝は冷え込んだせいか、辺りはうっすらと白くなっている。
さあ、いよいよ明知鉄道の旅の始まりだ。

(すべての写真 2010年1月4日撮影)
明知鉄道 | 2010/02/18(木) 19:58 | Trackback:(0) | Comments:(0)